中小企業の困りごとを整理するには?相談前に書き出す5つのこと

相談前に整理する5つのことを紹介するTASF Officeのコラム画像 業務改善・課題整理

仕事の困りごとは、解決策を決める前に「何が起きているのか」「どんな影響が出ているのか」「次に何を確認するのか」を分けて考えることが大切です。この記事では、相談前に整理しておくと役立つ5つのポイントを紹介します。

業務上の困りごとを整理する打ち合わせのイメージ
01事実実際に何が起きているか
02影響誰・何に負担が出ているか
03次の確認判断に何が必要か
CONCLUSION

解決方法より先に、今起きていることを整理する。

「人を増やしたい」「新しいシステムを入れたい」は解決方法の候補です。まず、どの仕事で何が起き、誰が困っているかを整理します。原因が決まっていなくても、相談を始めることはできます。

ARTICLE MAP

この記事の内容

01

START WITH ONE SCENE

困っている場面を一つ選ぶ

会社全体の課題を一度に説明しようとせず、最近起きた具体的な場面を挙げます。例えば、見積の確認待ちで返答が遅れた、担当者が休むと作業が止まった、といった事実です。

例

「見積の確認待ちで返答が遅れた」「担当者が休むと作業が止まった」のように、まず“起きた場面”を一つに絞ります。

※説明のための例で、特定企業の支援実績ではありません。
02

FACT / HYPOTHESIS

事実と、原因の予想を分ける

「見積を確認できる人が一人」という事実と、「人を増やせば解決する」という仮説は分けて記録します。確認ルールがない、情報が散らばっている、判断に必要な資料がないなど、別の原因も考えられます。最初の仮説を確定事項にしないことが大切です。

FACT

確認できた事実

見積を確認できる人が一人。

→
HYPOTHESIS

原因・解決策の仮説

人を増やせば解決するのではないか。

03

IMPACT

何に影響しているかを書く

売上への機会損失、残業、ミス、顧客への返答、担当者への負担など、影響を言葉にします。正確な数値が分からなければ、分からないと記して構いません。後で測る項目と、すぐ対応すべきことを分けます。

機会損失残業ミス顧客への返答担当者への負担
04

WHAT YOU TRIED / CONSTRAINTS

すでに試したことと、制約を残す

手順を変えた、ツールを契約した、採用を試したなど、実施したことと結果を整理します。予算、時期、端末、担当できる人、変更できない取引先の条件も、解決方法を選ぶための材料になります。

すでに試したこと

手順変更、ツール導入、採用など。結果も一緒に残します。

動かせない条件

予算、時期、端末、人員、取引先の条件などを整理します。

05

NEXT QUESTION

次の判断に必要な情報を決める

この段階で全部を解決する必要はありません。誰に何を確認すれば、改善の方向を判断できるかを決めます。業務の見直しで対応するのか、専門事業者に相談するのかも、その情報を踏まえて検討します。

次に決めること 「誰に、何を確認すれば次の判断ができるか」

HANDOVER MEMO

相談するときに渡すメモ

以下を一枚にまとめると、相談の前提を共有しやすくなります。

  • 01困る場面
  • 02確認できた事実
  • 03原因の仮説
  • 04影響
  • 05試したこと
  • 06制約
  • 07次に確認すること

第三者の個人情報や機密資料は、共有方法を確認してから渡してください。

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NEXT STEP

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LET’S TALK

解決策が決まっていなくても、
相談は始められます。

「何が問題なのか分からない」という段階から、状況を一緒に整理します。

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